カリキュラム / エクセル

エクセル(Excel)を使ったカリキュラム

エクセル
~ 特にこんな力が身につきます ~

論理的思考力

表現力

情報を集める力

デザイン力

伝える力

エクセルは表計算ソフト 子どもに早すぎることはない!

現在の学習指導要領には、算数の単元に『データの活用』が加わりました。

これにはビッグデータと呼ばれる多様で膨大なデータを分析し活用できる力が必要な時代だという背景があります。

表やグラフの見方を知っているだけでも、学習面だけでなく生活面でも役立つことが多くあるはずです。

大人になれば設計書や仕様書などの文章作成にも利用できます。

Excelには関数と呼ばれる機能があり、数値の合計や平均値、最大値、最小値などを自動計算することができます。

またオートフィル、データの並べ替え、ピポットテーブルによる作業の効率化も可能となる奥深いソフトです。

グラフに強いとデータに強くなる

EXCEL

例えば、小学校の『図書クラブ』の子どもたちが『3年生の図書の貸出数』を調べた結果を表にまとめました。

これをエクセルからグラフを作ってわかりやすく表現しようとしています。これらを4種類のグラフにすると…?

4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月
1組14129217107107111312
2組121814275881213318
3組1085113961210152225
【縦棒グラフ】量の大小を表現する

各月ごと、クラスごとに色分けを施して作成することで見やすくまとまっています。

どうして貸出数に増減があったのか吹き出しで説明を入れて『分析』しています。

データの大きさや量の比較に適したグラフです。この例のように月別など時系列の変化をみていくことができます。

縦棒グラフ
【折れ線グラフ】変化を追うことができる

月ごとの冊数の変化を視覚的に表現できます。

線が大きく上下に動くことで『差』を表現しやすいグラフです。

7月や2月は貸出数が上がり、8~12月は少ないですね。この期間に貸出数を増やしたほうがいいことがわかります。

折れ線グラフ
【円グラフ】割合を表現するグラフ

クラスごとの月の貸出傾向がわかります。一般的に円グラフは5つくらいの項目に対して、シンプルなデータ表現をするために多く用います。円グラフ同士の比較は伝わりにくいのです。

円グラフ
【積み上げ棒グラフ】推移の要因を示すグラフ

一目で全体貸出数とクラスの割合がわかりやすくなりました。1本の棒で複数のデータを積み上げて表現しています。月ごとの総貸出数をみるには一番見やすいグラフになります。

積み上げ棒グラフ

★このようにグラフごとの特性を知ること、そして目的に合わせて使い分けることが必要です。グラフを作ることができる、次のステップとして、目的に合わせた使い方ができるかどうかが大切です。